月30万円超の浪費生活にサヨナラ

私は4年前から、支出を月5万円以内にする生活を続けています。きっかけはコロナ禍で、60歳を過ぎても続けていたフリーライターとしての仕事が激減してしまったことでした。そうなると、現役時代をフリーランスとして過ごした私に残される収入源は、国民年金の月5万円のみ。

コーヒーカップを持ち、椅子に座っている女性
写真=iStock.com/maruco
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月5万円のやりくりと聞くと、「我慢の多い暮らし」を想像する人がいるかもしれません。私自身、今の家に引っ越す前は家賃13万円の公団住宅に住み、月の支出は30万円超え。浪費癖が染み付いていたこともあり、生活水準を大幅に下げることには不安を感じていました。