仕事、勉強、ダイエット……やるべきことは山積みなのに、取り組めないのはなぜなのか。実験や研究から判明した、今日から「動ける人」になるためのノウハウを紹介する。
行動できないのは意志の強弱ではない
何かをするときに「やる気が出ない」という言い訳が出たり、ついスマホを触って先延ばしをしてしまった……という経験は誰にでもあると思います。誰しもが抱えるこの悩みは、実は心理学的に研究が行われており、解決へのヒントが示されています。
行動と継続は人類が長年にわたり、向き合ってきたテーマです。多くの人は「やるべきことがやれないのは、自分の意志が弱いからだ」と思っているかもしれませんが、心理学的にはそうではないのです。行動を起こす際に必要なのは、様々な誘惑を我慢して、やるべきことに集中する自制心、つまりセルフコントロール力です。
しかし、自制心はガソリンのようなもので、決断をするたびに少しずつ消耗していきます。仮に、自分がやりたい資格の勉強に必要な自制心が30%だったとします。しかし仕事や家事で自制心を消耗してしまい、残りの自制心が10%だったとしたらどうでしょうか。スマホなどの誘惑に負けてしまい、勉強には移れません。つまり、行動に移せないのはある意味で当たり前のことなのです。自制心には個人差があるものの、その差はあまり大きくないことがわかっています。
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