アパホテル
提供=アパグループ

所有も運営もブランドもすべてアパグループ

早いもので、注文住宅販売会社として出発した当社が発祥地である金沢にアパホテル第1号を開いてから今年で41年になります。1月23日現在で海外、FC、アパ直参画ホテルを含む「アパホテルネットワーク」として全870ホテルを展開していて、2024年11月期は連結で売上高2200億円、経常利益700億円の利益率31.8%となりました。現在のアパホテルネットワークの客室総数は12万室強です。建築・設計中のホテルが完成すれば、客室数日本一の904ホテル12万9000室強。やるからには日本一になりたいものでしょう。うちは創業から53年、1回の赤字も出さずにずっと利益を出している。ホテル業界ではもちろん群を抜く高利益率、高稼働率です。

アパホテルは、所有、運営、ブランドの3層立ての利益構造になっています。ヒルトンやシェラトン、ザ・リッツ・カールトンなど海外の有名ホテルチェーンは、ブランドを貸しているだけだったり、運営のみをしたりというケースが多い。うちは所有し、運営をしたうえで、ブランド力も高めていく。この3つを自社ですべて手がけることで、30%を超える圧倒的な経常利益率がもたらされている。うちは約8割のホテルを自社グループで所有し、直営として運営しています。

【図表】利益率は業界トップレベルの約30%

2010年4月1日からは「頂上戦略」と銘打って、東京都心に集中してホテルの部屋数、棟数を増やしてきました。買収も含め、東京23区の中でも、秋葉原・上野・浅草エリア、日本橋・銀座エリア、新宿エリア、六本木エリアに集中出店し、103ホテル、2万4134室を展開しています。六本木には「六本木SIX」と名づけて文字通り本当に6棟を建てたほどです。上野や御徒町のエリアでは、うちのホテルのすぐ隣に新たなアパホテルができたりして、アパのライバルがアパになるというような条件でもいとわずに出店する。ほかのホテルチェーンは郊外や地方に出店するのに、うちは逆にJR山手線のキーステーション界隈にどんどん出した。