日本との決定的な違いはビジネスの効率性にあり

デンマークのビジネスパーソンは、午後3時を過ぎるとそそくさと帰り支度を始めます。4時頃には保育園にいる子どもを迎えに行かなくてはならないからです。夕方以降は家族で過ごす時間、食事は必ず家族揃ってテーブルを囲み会話を楽しみます。

空から見たコペンハーゲン市街
写真=iStock.com/Ingus Kruklitis
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子育て家庭をデフォルトに業務時間が設定されているので、独身や子どものいないビジネスパーソンも同じように4時頃には帰宅します。5時を過ぎると、オフィスにはもう誰もいません。土日はしっかりと休み、夏休みは3週間ちかくもあります。

日本に比べると、かなりのどかな職場風景だと思いますが、それでいて2022年の一人あたりGDPは6万7744ドルと日本の倍以上(日本は3万4064ドル)。人口590万人と千葉県よりも少ない規模の国が、国際競争力ランキング(※)では去年まで2連続の1位、今年は首位から陥落したものの世界3位(24年、日本は38位)と存在感を示しています。