40代から居心地のいい住まいはどうすれば実現できるか。一級建築士の水越美枝子さんは「子どもたちが独立し、夫婦ふたりだけの暮らしがやってきたとき、家族のコミュニケーションのありかたは変わる。『つかず離れずの関係』を実現するダイニング・テーブル中心の住まいにするといい」という――。

※本稿は、水越美枝子『40代からの住まいリセット術』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

ソファとテーブルが置かれたリビングルーム
写真=iStock.com/Yagi-Studio
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タイ生活で得た自宅設計の3つのポイント

バンコクから帰国後、私は友人とともに、住宅の設計を中心に手がける設計事務所を設立しました。