名刺管理を効率化したければ、まずファンクションを把握すべきです。名刺管理には「保管」「データ化」「分類」といったカタチがあります。これらの目的を突き詰めていくと、名刺管理は「相手を確認する」「連絡を可能にする」という2つのファンクションに集約され、それらの目的もそもそも「つながりを残す」というファンクションを達成するためだとわかります。

名刺管理でやるべきなのは、実はこれらのファンクションを満たす作業だけ。それ以外の作業はムダであり、形骸化している恐れが高いといえます。

これを前提にして、名刺管理フローをつくってみました。まず判断すべきは、「つながりを残したいか」。ノーの相手の名刺を残す必要はありません。名刺ボックスに放り込んでおいてもいいし、ばっさり捨ててしまってもかまわないと思います。