プレジデントで新たな動画シリーズ「リーダーの器」が始まります。第1回はファミリーマートの細見研介社長です。無料会員登録で46分間の動画をご覧いただけます。ぜひご登録ください――。
「そろそろ、No.1を入れ替えよう」の横断幕
「5800億円の男」。そんな異名を持つ経営者がいます。ファミリーマートの細見研介社長です。伊藤忠商事は5800億円でファミリーマートを完全子会社化しました。岡藤正広会長の「非資源No.1」という特命を受けて、2021年に社長になります。
社長になってまずやったのが、渋谷駅に「そろそろ、No.1を入れ替えよう」という巨大な横断幕を掲げたこと。コンビニ業界の絶対王者、セブン‐イレブンへの公然たる挑戦状でした。しかし、細見さんの真価は、単なる挑発的なパフォーマンスにはありません。細見さんは同時に、セブン中興の祖である鈴木敏文氏のもとを訪れ、「コンビニという商いについて教えてほしい」と深々と頭を下げています。ライバルを誰よりもリスペクトし、その強さを学びながら、それを超えようとする。そのしたたかさと柔軟性こそが、今のファミマの快進撃を支えています。

