人生設計とは、人生という長い時間についてのスケジューリングです。スケジューリングであるからには、具体的なプランに落とし込まれていなければいけないのですが、スパンが長すぎるのか、夢や目標を定めて期限をつけるところで終わっている人生設計が目立ちます。
人生設計には「理想を定める」「未来を予測する」「手段を設定する」「手段を検証する」というファンクションがあります。夢や目標を明確にすれば、「理想を定める」というファンクションは満たせるでしょう。しかし、それ以外のファンクションに無頓着では、人生設計する意味も半減です。
「未来を予測する」は、現在の延長線上にある未来と、自分が掲げる理想とのギャップを把握するために行います。理想に近づくためには改善策が必要ですが、理想と現実のギャップを把握できなければ改善策も見えてきません。