ほめ上手の人は何をしているか。コミュニケーション・アドバイザーの森優子さんは「ほめる対象は大きく外見と内面の2つある。いずれも『服』『装飾品』『行動力』『安心感』などあらかじめほめポイントを頭に入れておき、意識を向けることでそれまで見過ごしていた相手のいい部分に気づきやすくなるだろう」という――。

※本稿は、森優子『相手を立てるのがうまい人 仕事・人間関係がポジティブに変わる!』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

ネクタイを締めネコ
写真=iStock.com/xiao zhou
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内面をほめられると、相手は自己肯定感が高まる

相手の「何を」ほめるといいのでしょうか。

ほめる対象は、大きく分けて2つあると思います。

それは「外見ほめ」と「内面ほめ」です。

外見ほめは、会った瞬間に視界に入ってきた「素敵だ!」と感じたことを伝えます。

出会った瞬間に素敵だなと感じたことを、その場でほめて伝えることが理想ですが、少し時間をおいたタイミングでももちろん大丈夫です。

お茶やランチの場なら、席についてひと息ついたころでもよいでしょう。

「笑顔が素敵ですね」など、表情をほめるのも外見ほめですし、アクセサリーやお鼻のかたちなどの外見上のパーツ、受けた印象をほめるのもいいでしょう。

この外見ほめをきっかけに、コスメやファッションの話で華やかに盛り上がるかもしれません。

また、会話をしている途中で相手の内面的な部分が素晴らしいと感じたなら、言葉にしてそれを伝えてみましょう。

内面をほめられると、相手は自己肯定感が高まって、うれしさも格別というものです。特に男性は、行動力や決断力が優れていること、努力する姿勢や相手に与える安心感をほめられると、自信がみるみる湧き上がるものです。

実際に、リクルート時代のある上司が瞬時にトラブルを解決していくので「行動力と解決力があって尊敬します」と伝えたら、「当然の行動をしただけだよ」と言いながらも、うれしそうな表情をしていたのが忘れられません。