※本稿は、船ヶ山哲『夏休みの1週間で308万円稼いだ小学生』(徳間書店)の一部を再編集したものです。
パソコン、スマホは日常生活に必要不可欠なアイテム
時代は、日進月歩、進化しています。
今ではパソコンやスマホを使うのは当たり前となり、3歳にも満たない子供が親のお下がりのスマホやパソコンで遊んでいます。
小学生になるとスマホは必須アイテムとなり、携帯を持たない子供を探すほうが難しい時代に突入しています。
この数十年で時代は大きく変化し、私たちの習慣を大きく変えました。
そうなれば、提供されるサービスも姿が変わります。
工業製品の代表格とも言われた自動車もモノからアプリへ姿を変え、工業で機械を組み立てるだけのものから、パソコンで制御し稼働するものに大きく方針を変え始めています。結果、大規模な工場を持たずとも製品を作ることができるため、大企業でなくても自動車産業に乗り出すことが可能となりました。
もはや自動車は、「動くパソコン」といったところです。
最近の自動車は、インターネットに常時接続されているため、アップデートもクラウド経由で簡単に行われます。
それ以外にも、身の回りにある電化製品は、ほぼすべてアプリで起動し、デジタルで管理されています。
このような視点で考えると、これからの時代は、モノづくりであっても、アプリないしデジタル化は必須要件になっていることがわかります。
時代の変化と流れがわかれば、今後、子供たちに何を学ばせ、何を習得させるべきかが見えてきます。
生活の根底はプログラミングで成り立っている
それは、インターネットやアプリを制御しているプログラミングです。
プログラミングを知らない人のために簡単に説明すると、「プログラミングとは、人間の細胞のようなもの」です。
人間の細胞と少し違うのは、英数を組み合わせることで、様々なものをゼロから構築することができる点です。パソコンひとつで世界を変えることも可能だということです。
端末に入れれば、デジタル商品として起動させることもできますし、専用機器の中に入れれば、独自のコアシステムを構築することもできます。
今や私たちの生活の根底は、プログラミングで成り立っているといっても過言ではありません。