元大阪市長・大阪府知事で弁護士の橋下徹さんであれば、ビジネスパーソンの「お悩み」にどう応えるか。連載「橋下徹のビジネスリーダー問題解決ゼミナール」。今回のお題は「賛否が大きく分かれるときの決断ノウハウ」です――。

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2022年9月16日号)の掲載記事を再編集したものです。

元大阪市長 橋下徹氏
撮影=的野弘路
早稲田大学政治経済学部卒業。弁護士。2008年から大阪府知事、大阪市長として府市政の改革に尽力。15年12月、政界引退。

Question

岸田首相が「国葬」決定で間違えたこと

安倍晋三元首相の「国葬」が行われることになりました。ただ、強く国葬を支持する声に対して反対派の声もまた強く、全額を国費で賄う「国葬」ではなく、政府と自民党の合同葬などの形をとってもよかったのではないか、などとここへきて議論は混迷の度を深めています。こうしたとき、岸田文雄首相はどういう意思決定をするべきだったでしょうか。首相に限らず組織のリーダーの意思決定について、橋下さんの考えを聞かせてください。