元大阪市長・大阪府知事で弁護士の橋下徹さんであれば、ビジネスパーソンの「お悩み」にどう応えるか。連載「橋下徹のビジネスリーダー問題解決ゼミナール」。今回のお題は「入社後すぐ辞めてしまう若手に悩んでいます」です――。

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2022年7月15日号)の掲載記事を再編集したものです。

元大阪市長 橋下徹氏
撮影=的野弘路
早稲田大学政治経済学部卒業。弁護士。2008年から大阪府知事、大阪市長として府市政の改革に尽力。15年12月、政界引退。北野高校時代はラグビー部に所属し、3年生のとき全国大会(花園)に出場。

Question

入社後すぐ辞めてしまう若手に悩んでいます

入社後すぐに転職する人が増えていると聞きます。転職市場の活性化はいいことだとしても、入社後1年、場合によっては数週間で見切りをつける若者たちの存在をどう考えたらいいか、職場のリーダー層は一様に悩んでいます。橋下さんはどう考えますか。