松岡広隆●まつおか・ひろたか 1982年生まれ。衆議院議員。報徳学園高等学校卒業後、フリーター生活を経て2001年、立命館大学入学。05年4月関西電力入社後、09年8月30日第45回衆議院総選挙比例代表近畿ブロックにおいて27歳で初当選。内閣委員会、議員運営委員会、青少年問題に関する特別委員会に所属。
3月11日に起きた東日本大震災。前代未聞の非常事態に対して、国政は最優先事項であるはずの復旧復興よりも、菅直人政権への不信任決議という「政局」へと舵を向けていく。
そんな中、29歳で最年少の衆院議員である著者の松岡広隆は、不信任案に賛成票を投じようとする小沢一郎元代表のグループと、党執行部との間で板ばさみにあう。松岡にとって小沢氏は、自らを国政に導いた恩師だ。松岡はこのときの心境を、「大義をとるか、恩義をとるか。寝ても覚めても、頭の中を行き交うのはそのことばかり」
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(長谷川博一=撮影)


