オリンパスとともに“一大経済スキャンダル”となっているのが、大王製紙の井川意高前会長による連結子会社からの巨額の資金借り入れである。

大王製紙には国内連結子会社が35社あって、うちダイオーペーパーコンバーティングなどの7社から井川前会長は、2010年5月から翌年9月にかけて合計26回もの借り入れを行っていた。その総額は106億8000万円に達する。