離婚調停等では、母親が親権を得て、子供を引き取るケースが全体の9割を超えている。幼い子供について、裁判官は母親に親権を与える傾向が鮮明に見られる。

親権がなくても、親子関係の縁まで切れるわけではない。だが、わが子をどうしても手元に置いておきたい父親がいるのも確かだ。では、父親に不利な親権争いで、父親が親権を取るにはどうすればいいのだろうか。