カラオケボックスはコンサート生配信と相性がいい
カラオケボックには「暗い」というイメージもありますが、今は自宅のような明るい部屋もあり、プライベート空間としても楽しめるようになっています。また大画面と大音量を提供する設備があるため、コンサートの生配信を鑑賞する「ライブビューイング」としての利用も期待できます。
友達と同じ時を共有する「コト消費」への需要がますます高まるなか、身近にあるプライベート空間であるカラオケルームを、自由なカタチで活用する潜在的需要はあるでしょう。
安全性の認知度が高まることで、この先、オリンピックの開催時にはパブリックビューイングとしての活用も考えられます。
コロナ禍のカラオケボックスは「世間の思い込み」で打撃を受けました。ですが、新たな使い方を打ち出していくことで苦境を打開しようとしています。既存の価値観があっという間に変化していくいまの時代に何が当たり前になるか分かりません。
個人も企業も新しい生活様式のなかで、新しい情報を常にアップデートして前に進んでいくことで、ミライが開かれるのです。