業績が黒字化するタイミングを見るだけ
日経平均株価は、バブル後の史上最高値を大きく更新し、ついに5万円台を突破しました。
しかし、この歴史的な株高の恩恵をすべての投資家が享受しているわけではありません。事実、今、個人投資家は不機嫌で、イライラしている人が多い印象にあります。なぜなら、日経平均を押し上げているのが、アドバンテストなど一部の半導体関連や超優良企業が中心となっているからです。その恩恵を受けていない個別株投資家は、相場全体の熱狂についていけていないのです。この構造は、米国の「マグニフィセント・セブン」による株高と似ており、一部の巨大企業だけが牽引する相場では、一般的な個人投資家は利益を出しにくいのは事実です。
一方で、現在の政治経済状況は、この「超優良企業株高」とは別軸のチャンスを生んでいると私は分析します。高市早苗首相の政策である「責任ある積極財政」は、海外投資家からの信認が非常に高いです。これは株価にとってプラスに働きますが、恩恵を受けるのは大企業に限りません。中小企業やグロース企業にも資金が流入する道筋をつくる意図があると見ています。
このような好環境下で、個人が虎の子の資金を効率よく増やし、勝ち逃げするための投資術として私が推奨するのが「黒字転換2倍株投資」です。
これは文字通り、赤字から黒字へと業績がV字回復する会社に、株価が低い水準のうちに投資する「逆張り」の側面が強い戦略です。株価は業績に連動します。赤字が続いてきた企業の株価は評価されずに低迷しているケースがほとんどですが、業績が回復し、黒字転換が確実視された瞬間に、投資家の注目が集まり株価は急騰し始めます。この流れにいち早く乗るのが黒字転換2倍株投資なのです。
黒字転換2倍株投資の3つのメリット
この黒字転換2倍株投資術には3つの大きなメリットがあります。
第1のメリットは、株価がどん底からプラスに上がっていく過程で、大きなチャンスを享受できる点です。株価が10倍になるような銘柄も、この黒字転換株の中から出てくることが少なくありません。これは、株価が底値圏にあるため、上昇余地が非常に大きいことを意味します。
第2に、株価が安いため、損切りをしなければならないケースが少ないという安心感があることです。黒字転換銘柄を基準としてポジションを取った場合、基本的にはそれ以上株価が下がりにくい水準で買っていることを意味します。そもそも株価が低いので、仮に下がっても心理的なショックが少なく、損切りの必要性が低いのです。
そして第3のメリットとして、黒字転換という明確な数字を指標とするため、初心者の方にも簡単に見つけやすいことが挙げられます。株価は多くの情報によって変動するため、初心者が割安株を見つけるのは至難の業ですが、黒字転換2倍株の判断基準は「赤字が続いているか」「これから黒字になりそうか」など決算の数字という明確な指標があるため、分析が容易なのです。
初心者でも5万円から始められる
では、この黒字転換2倍株投資は初期投資としていくらから始められるのか。結論から言えば、5万円から始められます。
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