2020年4月の「底」から抜け出せるのか
2020年6月、世界銀行が最新の世界経済成長率予測を公表しました。それによれば、2020年の世界成長率はマイナス5.2%。そして21年はプラス4.2%成長へ回復する見込みです。これは中立的なシナリオと言っていいでしょう。
振り返ると、世界経済の底は20年4月でした。アメリカで14.7%を記録した4月の失業率は、5月には13.3%と少し改善しました。中国の経済指標である製造業購買担当者景気指数(PMI)を見ても、20年4月が底で20年5月には回復しています。
今後のシナリオを左右するのは、ワクチンです。イギリスの製薬大手企業は、最も早い場合、20年9月に供給できると発表しています。もし新型コロナウイルスがワクチンで防げるようになれば、経済活動は活性化します。また供給の情報は事前に知らされるので、20年7~9月期には相当なレベルで回復するのではないでしょうか。世界銀行のマイナス予測が1~2%縮小し、場合によってはV字回復もあるかもしれません。
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