バサラとは、旧来の権威や伝統にとらわれず、財ある者は財、能力ある者は能力のすべてを散じ尽くして生きようという精神だ。

本書は、過去に日本が最もバサラの精神を発揮したのは織田信長の時代であり、現代に生きる我々にはそれが欠けていると鋭く指摘する。