コロナショックに世界経済が翻弄される中、メディアでは不景気のニュースが目立っている。「しかし、変化は平等に訪れるため、ビジネスチャンスとも言えます」と語るのは人気アナリストの馬渕磨理子氏だ。馬渕氏によると、2008年リーマンショック当時、経済活動は一時的に低迷したものの、米資産家で著名投資家ウォーレン・バフェット氏は米国株の爆買いを行っていたという。「つまり、市場を見れば勝てる場所はどこにでもあるということです」(馬渕)。では、アフターコロナにおいて、勝ち残る意外な職業とは何なのか――。
5月2日、ウォーレン・バフェットは、自身の率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイで、保有していたデルタ航空とサウスウエスト航空、アメリカン航空グループ、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスの株式を全て手放したことを明らかにしました。バフェット氏は新型コロナウイルスのパンデミックの経済的影響により、航空事業が根本的に変容したと指摘しています。このように、投資家から見放される業態は今後増えていく可能性が大いにあります。