田中が取りまとめた「都市政策大綱」の恐るべき内容
僕は田中角栄以降、日本の総理大臣とはすべて一対一で会って話をしています。田中の特徴は、なんといっても構想力でしょう。
すごい政治家だと初めて認識したのは、1968年に田中が自民党都市政策調査会長として「都市政策大綱」を発表したときでした。前年の東京都知事選挙で、社会党と共産党が推薦した美濃部亮吉が当選しました。それ以前に京都は革新知事だったし、その後は名古屋や大阪でも革新が勝った。その状況に危機感を覚えて、田中は「中央公論」に「自民党の反省」という論文を書きます。
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