部下の成果に「よくやった」ではなく「やったのか」と聞き返す
三菱地所の常務だった2012年に参加したリーダー育成研修で、本田宗一郎さんについて深く学ぶ機会がありました。それ以来、私が常に意識している本田さんの哲学が2つあります。
1つは、本田さんが社員に「やったのか」とよく聞いていたというエピソードです。普通の経営者は「リスクを冒してもいいからやってみろ」と言いますが、本田さんはその上をいきます。やるのは当たり前で、「もっとやったのか」と聞くのです。
例えば、エンジンの開発で目標としていた性能に到達した研究者が、本田さんのところへ来て「社長、できましたよ」と言うと、「よくやった」ではなく、「そうか。どこまでやったらダメになるんだ」「壊れるまでやったのか」と聞き返したそうです。問われているのは、限界までやったのかということなのです。
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