次に、眼鏡を新調するために訪れた商業施設「西武新宿PePe」内の眼鏡店「Zoff」では、ブルートゥースを使ったスマホ決済サービスの「Origami Pay」を使用しました。この決済サービスも登録したクレジットカードから引き落とされます。

検証を行った18年9月中はPePe店舗での初回決済が10%オフのキャンペーン中。引き落としはカードを選択し、1万5000円の眼鏡で1割引+カードのポイント1.5%をゲットし、現金より約1700円お得になりました。

またコンビニでタバコの買い溜めもしました。ローソンではQRコード決済の「LINE Pay」が使用可能です。同決済はサービス普及のため19年8月までは還元率が大幅に上乗せされており、前月に10万円以上決済した場合、5%も還元されます。50箱をまとめ買いし、2万3000円の支払いで1150ポイントを得ることができました。

18年9月は7万7000円の支払いをキャッシュレスに徹底することで、割引とポイントを合わせて8550円分のお得となり、現金払いより1割以上も得する結果になりました。1年で100万円の支払いをした場合、10万円以上が労せずしてお得になる計算です。ただ、キャッシュレスを促進する企業のサービスは期間が決まっており、毎月同じことができるわけではありませんが、しばらくは企業がサービス普及のため何かしらポイントサービスを展開すると思っていいでしょう。アンテナを張ることが大切です。

山野祐介
行動するお金博士
1991年生まれ。自らの節約生活をもとにした「1週間食費0円生活」を月刊誌で連載中。節約術やお金の最新事情に精通。
(写真=iStock.com)
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