信用できる「マネー」本はどれなのか。雑誌『プレジデント』は1万人の読者投票から本当に役立つマネー・投資本を10冊選んだ。この10冊を読破したファイナンシャルプランナーの黒田尚子氏は、「10冊のうち、絶対におすすめできる3冊がある」という。どんな本なのか――。
読者1万人が選んだ鉄板「マネー本」10冊
雑誌『プレジデント』2018年10月15日号の特集は「『ビジネス本』総選挙」だった。読者1万人による投票などから「本当に仕事に役立つ必読書ランキング」を掲載している(※)。
※調査概要:2008年~2018年までのプレジデント誌で実施した読者調査(5000人)に今回新たに同誌定期購読者「プレジデントオンライン」メルマガ会員を対象にした調査(5000人)を合算し、「読者1万人調査」とした。
このうち「総合」の1位は『道をひらく』(松下幸之助 PHP研究所)、2位『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎 マガジンハウスほか)、3位『生き方』(稲森和夫 サンマーク出版)、4位『坂の上の雲』(司馬遼太郎 文春文庫)、5位『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健 ダイヤモンド社)だった。特集ではそれぞれの書籍について、識者に「読み方」を聞いている。6~10位の作品など、詳細は誌面をご覧いただきたい。
誌面では、「総合」のほかにも、「マーケティング・営業」「勉強・啓発」「マネー・投資」「IT・会計」「小説・マンガ」の5つのジャンルごとに、それぞれトップ10冊を紹介している。
ロバート・キヨサキ、池上彰、横山光昭……
筆者はそのうち「マネー・投資」について、ファイナンシャルプランナー(FP)の立場でコメントした。ランキングの上位10冊は次の通りだ。
【マネー・投資部門TOP10】
1位:『改訂金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ 筑摩書房)
2位:『知らないと損する 池上彰のお金の学校』(池上彰 朝日選書)
3位:『はじめての人のための3000円投資生活』(横山光昭 アスコム)
4位:『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元・大橋弘祐 文響社)
5位:『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(渡部清二 東洋経済新報社)
6位:『宝くじで1億円当たった人の末路』(鈴木信行 日経BP社)
7位:『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(藤野英人 星海社新書)
8位:『臆病者のための株入門』(橘玲 文春新書)
9位:『となりの億万長者[新版]』(トマス・J・スタンリー 早川書房)
10位:『これからを稼ごう』(堀江貴文著・大石哲之監修 徳間書店)
出典:『プレジデント』(2018年10月15日号)、特集「『ビジネス本』総選挙」』より
1位:『改訂金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ 筑摩書房)
2位:『知らないと損する 池上彰のお金の学校』(池上彰 朝日選書)
3位:『はじめての人のための3000円投資生活』(横山光昭 アスコム)
4位:『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元・大橋弘祐 文響社)
5位:『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(渡部清二 東洋経済新報社)
6位:『宝くじで1億円当たった人の末路』(鈴木信行 日経BP社)
7位:『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(藤野英人 星海社新書)
8位:『臆病者のための株入門』(橘玲 文春新書)
9位:『となりの億万長者[新版]』(トマス・J・スタンリー 早川書房)
10位:『これからを稼ごう』(堀江貴文著・大石哲之監修 徳間書店)
出典:『プレジデント』(2018年10月15日号)、特集「『ビジネス本』総選挙」』より