1119万人も……フリーランスで働く人が増えている
ここ数年、フリーランスとして働く人が増えています。
クラウドソーシング大手のランサーズが発表した「フリーランス実態調査2018」によると、副業・兼業を含むフリーランスで働く人は1119万人。2015年は913万人でしたので、3年間で約206万人の増加です。
また、フリーランスの推定報酬額にあたる「推定経済規模」は、2018年に初めて20兆円を超えると予想されています。
フリーランスは、働く時間や場所を、自分で決めることができます。育児中の人、何らかの事情によりフルタイムで働けない人、あるいは、複数の仕事をしたい人などは、会社に勤めるよりも良い結果を生むかもしれません。副業・兼業でない、純粋なフリーランスなら収入0円のリスクもありますが、大きな成果が得られれば収入が青天井であることは大きなメリットです。
フリーランスというと、特殊な技術をもった人……いわゆる「職人」をイメージする人もいるかもしれませんが、現在はそうとも限りません。企業がインターネットを通じて仕事を発注する「クラウドソーシング」で検索をしてみると、SE系の「情報技術」から、エクセルなどの「一般事務」まで、さまざまな仕事が発注されています。
もちろん、発注された仕事を受ける以外にも、モノを売ったり、サービスを提供したりする方法もあります。
「会社を辞めフリーランスになろうか迷っている」という相談増加
筆者はファイナンシャルプランナーとしてお金に関する相談を受けていますが、たしかに「会社を辞めて100%フリーランスになろうか迷っている」という相談が増えています。
その際、必ずお話しすることは、会社員とフリーランスには「社会保険」「税制」「働き方」という3つの違いがあることです。フリーランス希望者の中には、この違いを明確に把握していない人が少なくありません。本稿では、その違いと注意点を紹介しましょう。
経済エッセイスト・井戸美枝さんの著書『大図解 届け出だけでもらえるお金』の刊行を記念して、10月~12月に東京・大阪で計5回の特別セミナーを開催します。
井戸さんの講演「20代・30代のための知っておきたい国・自治体の支援制度」のほか、パネルディスカッション「税制メリットを活用した資産形成方法」などを実施予定です。
参加費は無料(事前登録制・先着順)。参加者全員に書籍『大図解 届け出だけでもらえるお金』をテキストとして無料で進呈します。
特別セミナーの主催はりそな銀行。プレジデント社は「協力」として関わっています。参加申し込み・詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
→ https://lp.resonabank.co.jp/todokede2018.html