「元気だと思っている親ほど危ない」

今はどんなに元気でも、自分の親にいつ介護が必要になるかは誰にもわからない。厚生労働省が発表した「65歳以上人口に占める介護保険受給者の割合」を見ると、年齢とともに受給者の割合がぐんぐん上がっていくのがわかる。つまり、介護は「いつかは必ず来る」ものなのだ。

「元気だと思っている親ほど危ない」と指摘するのは、『50代からのお金のはなし』などの著書がある、ファイナンシャルプランナーの黒田尚子氏だ。