保護主義、孤立主義の言動が目立つ「暴言王」ドナルド・トランプ氏。彼が米国大統領になったら我々の暮らしはどうなるか。ベストセラー『お金持ちの教科書』の著者がシミュレートした。
大統領選を勝利したトランプ氏(写真=AP/アフロ)

TPPからの撤退はある?

米共和党の大統領候補に指名されてからも暴言癖が収まらず、なにかと物議をかもしているドナルド・トランプ氏。しかし政策面では、指名受諾にあたってそれなりの譲歩をしていることがわかる。

大統領選挙における事実上の公約となる党綱領では、これまでトランプ氏が主張してきた過激な内容がほとんど骨抜きにされ、現実的な路線に修正された(表参照)。

トランプ候補が掲げる公約と日本への影響

とはいえ、トランプ氏が従来の候補者と全く異なる主張をしてきたのは事実であり、それが同氏に対する強い支持にもつながっている。現実に大統領に就任することになった場合、最初の半年間が勝負ともいわれる。就任直後にインパクトのある政策を打ち出してくる可能性は高く、備えが必要である状況に変わりはない。