2008年に大阪府知事に就任し、その後、大阪市長となって任期を終えるまでの8年間は、まさに戦いの連続でした。

学者やコンサルタントからたくさんの攻撃を受けました。僕自身も彼らに徹底反論してきましたが、彼らの意見の多くは的外れで、現場で起こっていることが見えていないし、今すぐ対処すべきことをわかっていない。しかも、何ら責任を負っていない立場からの放言なんです。

責任ある意見と責任のない意見はまったく違います。僕は政治家時代、外部から多くの有識者を登用しましたが、そういった人々は、ほかの学者・コンサルと違って、無責任な態度は取れなくなります。役所の中に入って、組織を動かそうとすると、単なる意見、提言だけでは組織は動かない。実行できる責任ある意見と、組織を動かすマネジメント力が必要で、学者はもちろん名だたるコンサルでもその力がないことがよくわかりました。

(撮影=原貴彦)
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