今回は、どうしても田母神俊雄氏の行動には触れざるをえません。あー、これが軍人なのか、と。威勢のイイこと、かっこいいことはガンガン言っておいて、肝心なところでは、責任回避。今の自衛隊はそうではないと信じたい。そして自衛隊が田母神氏を外に出したということは、自衛隊は田母神氏体質を受け入れられなかったと解したいね。

僕は田母神さんの主張には、賛同できるところが多々ある。でも決定的な違いは、サンフランシスコ講和条約の解し方。これは石原慎太郎さんとの見解の違いと全く同じ。

僕はケンカで負けた場合には、敗者の惨めさを引き受けなければならないという考えが根底にある。だからケンカするなら絶対に勝たないといけない。田母神さんでは、とてもではないが組織を率いてケンカには勝てないよ。田母神さんが自衛隊組織のトップから去って、ほんとよかった。田母神さん、たかだか都知事選挙でこっぱ微塵に負けて、そして今度は単純な公職選挙法に抵触して捜査当局にも、世間にも負けた。とてもじゃないが、国家存亡の危機である有事では、絶対に勝てないね。

(撮影=原貴彦 写真=読売新聞/AFLO)
【関連記事】
橋下徹「トランプ大統領でも悪くはない」
既得権を打ち破れ! 大阪革命「橋下徹の3000日」
独占! 橋下徹「マスコミの大ウソを暴く」
なぜ橋下市長は「多数決」を迫ったのか
朝日新聞社長を直撃「橋下徹さんには激しく鍛えられました」