無茶な要求を突きつけてきた相手は業界屈指の巨大企業。オファーを受け入れるか、市場から締め出されるかという状況に直面したとき、あなたの選択肢を増やすにはどうすればよいだろう。

あなたの会社はこれまでに、市場を支配している巨大企業、いわゆる「体重900キロもあるゴリラ」と交渉せざるをえない状況に陥ったことはないだろうか。今日では多くの産業で1つか2つの企業がすべてのルールを決めている感がある。ネゴシエーターのあなたは、相手が差し出すものがどれほど少なくてもそれを黙って受け入れるか、それとも市場から完全に締め出されるか、という極端な選択に直面している。