努力が苦手なら、「工夫」する

正直に言うと、僕は「努力」というものが苦手です。子どもの頃から、計算ドリルを繰り返したり、英単語を毎日反復して覚えたりということがとにかく苦手でした。苦手だったとしても、みんなもやるんだから、がんばって取り組まなければならない。「努力」という言葉の本来の意味とは異なってくるかもしれませんが、僕にとっては「つらいことでも我慢して計画的に反復練習する」というイメージのものでした。

一方で、そんな「努力」が得意な人もいると思います。与えられた目標を達成するためにコツコツとがんばれる人、また、それを「我慢」だと感じずに取り組める人。そして、どれだけ世の中が変化しても、そうした普遍的な努力が求められる職業や仕事はたくさん残っています。また、日本のほとんどの高校・大学受験や資格制度も、そんな努力が報われるようにつくられているようです。

努力が苦手な人はどうすればいいのか。僕の場合は、徹底的に【工夫】するという戦い方をしてきました。

今でもよく覚えている、中学時代の夏休みの読書感想文の話をしたいと思います。