これまでに3万件の家計を改善してきたFPは、「家計改善に最も効果が高く、持続しやすいのは固定費の削減」と語る。ムダを削減し、使えるお金を増やすには何から手を付け、どのように判断すればいいのか。今日から試せるカット術を聞いた。
一度見直しを行えば効果が継続する
家計の節約において、非常に効果が高いのは保険料やスマートフォンの通信費、動画配信サービスの料金といった固定費の削減です。こうした固定費は一度見直しを行ってムダな出費をカットすれば、その効果が継続します。浮いたお金を投資にまわして資産形成を行ったり、貯蓄をして将来のリスクに備えれば、家計はとても助かります。ですが、固定費は「毎月何にいくら払っているのか」ということをしっかり把握している方がとても少なく、毎月ムダなお金を払い続けている方が少なくありません。このムダを徹底的に削減すれば、4人家族で年間に30万〜50万円程度の固定費をカットすることも不可能ではありません。
……とはいっても、固定費をゼロにすることはできません。家計において、「毎月いくらまで使ってOKなのか?」ということを知るためには、理想の支出割合を決めることもひとつの手です。下の図は、小さなお子さんがいるご家庭の理想の支出割合の一例です。食費は収入の15%、住居費は24%……と割合が書かれていますが、ご自身の手取りに当てはめてみると、固定費の「目標額」がわかります。
もちろん価値観やライフスタイルによっても異なりますが、たとえば手取りが40万円のご家庭であれば、通信費は毎月1万2000円、保険料は毎月3万2000円におさめることをひとつの目標にしてみると、毎月の予算立てがしやすくなるでしょう。
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(構成=白紙 緑)




