「子供が友達にケガをさせた」「飼い犬が人を噛んだ」……そんな事態に備えて、手軽な掛け金で、かゆいところに手が届く「ミニ保険」がある。日常生活における5場面別に、いざというとき役立つ商品を紹介しよう。
ペット編
ペットも長生きする時代、医療費は思った以上に高くつく。ペットを飼っているなら、ペット保険を検討してみよう。アニコム損害保険のペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、全国の動物病院での診療費が補償対象になる(契約対象は犬、猫、鳥、うさぎ、フェレットの5種類のみ)。「ペット賠償責任特約」をつければ、他人や他の動物にケガなどを負わせたり、物損した場合の補償を受けられる。
日本アニマル倶楽部の「プリズムコール」ならば、イグアナや亀、モモンガ、ハムスターなども対象になる。補償割合を治療費の100%としているのも大きな特徴だ。
飼い犬が他人を噛んだ!
商品・プラン名:どうぶつ健保ふぁみりぃ[ペット賠償責任特約](アニコム損害保険)
●他の動物を噛んだ場合もサポート
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の特約。日本国内で人や他の動物に噛みつくなどしてケガなどの身体傷害を負わせたり、他人の財物を損壊する被害を与えて法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる。
ただし、ドッグラン参加犬同士の衝突によるケガや、被保険者以外の管理下にある場合は対象外となる。
骨折で手術した!
商品・プラン名:どうぶつ健保ふぁみりぃ(アニコム損害保険)
●全国の動物病院での診療費が対象に
動物の病気やケガの保険の対象となる費用の70%もしくは50%(プランによって異なる)を保障する。全国の動物病院での診療費が対象になる。
犬、猫、鳥、うさぎ、フェレットが対象で、犬と猫は10歳11カ月、鳥、うさぎ、フェレットは7歳11カ月まで新規契約が可能。継続は終身OK。健康体が条件。
は虫類が病気で倒れた!
商品・プラン名:プリズムコール(日本アニマル倶楽部)
●亀やイグアナでも加入できる
犬や猫はもちろん、うさぎやフェレット、プレーリードッグ、ハムスターなどの小動物や、オウムやヨウムなどの鳥類、亀やイグアナなどのは虫類も対象になるペット保険。
ニーズに合わせた5つのプランがある。保障割合は100%で各プランの補償限度額まで治療費の実費を支払うほか、年齢が上がっても保険料が変わらないのが特徴。
ファイナンシャル プランナー。
新聞・雑誌などの保険や家計に関する執筆のほか、セミナーや講演、相談業務もしている。著書に『結婚したら知っておきたいお金のこと』などがある。