「これからのビジネスパーソンにぜひ読んでほしい」――。働き方のカリスマ、リンダ・グラットンさんが紹介する「未来が見える本」。
リンダ・グラットン氏

私は社会学、心理学、人類学、経済学など幅広いジャンルの本を1年間におよそ100冊読んでいます。本選びの基本は、書評を読んで興味の湧く本、本に出ている面白そうな参考文献、世界中の友人から聞いて興味を持った本――の3つです。関心を持っている著者の本はすべて読むようにしています。

では選んだ本をどう読むか。まず最後までパラパラと読み飛ばします。読む価値のある本でない限り全体に目を通すことはありません。読む価値のある本とは、知らないことが書いてあるかどうか、あくまで私個人の考え方で判断しています。知らないことがあれば下線を引きながら、3、4時間で1冊を読み終えます。何冊かは数年に1回読み返しています。今回、ご紹介するのは、拙著『未来企業』『ワーク・シフト』の執筆において参考にした本の中から、ジャンル別にさらに厳選したものです。本は人生やビジネスで抱く疑問の答えを導き出す助けになります。