■転職

M・グラノヴェター/ミネルヴァ書房

就職・転職における人的つながりの作用メカニズムを知ることは人材獲得に関して重要な知見を与えてくれる。

■「多様な意見」はなぜ正しいのか

スコット・ペイジ/日経BP社

能力の高低と多様性を軸に、多様な人間集団のふるまいを観察する。人材マネジメントのための1冊。

■孤独なボウリング

ロバート・D・パットナム/柏書房

コミュニティ衰退がアメリカ社会にもたらす甚大な影響。日本にとっても対岸の火事ではすまされない。

■教育×破壊的イノベーション

クレイトン・クリステンセン/翔泳社

破壊的イノベーションを教育現場に導入すると何が起こるか。低迷する日本の教育にITが新風を吹き込む。

■完全なる人間

アブラハム・マスロー/誠信書房

欲求段階説で知られるマスロー。「至高体験」をつうじて、とどまることのない自己実現と変革に挑む。

■企業の人間的側面

ダグラス・マグレガー/産能大学出版部

「アメとムチ」だけのマネジメントはもう古い。目的意識を与え、人材を最大限に活用する手法とは。

■ワーク・シフト

リンダ・グラットン/プレジデント社

急速に変化するグローバル社会で、孤独と貧困におびえずに生きる術とは。働き方の変革がすべての鍵を握る。

(溝上憲文=構成 大沢尚芳=撮影(人物) )
【関連記事】
『ワーク・シフト』著者から日本のY世代へ「視野を広げ、発言し、行動せよ」
『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と未来を迎えるべきではないのか」(上)
激変! 10年後の働き方、稼ぎ方
稼ぐ人が見据えているのは、どのくらい先の未来か
定年後まで「陳腐化しない」キャリアのつくり方