突然、肺に孔が開き、空気が胸腔内に漏れてしまう「自然気胸」。肺が縮むときに胸痛が起こる。ただし、その胸痛は短いと1、2分程度、長くても30分程度の一過性とあって、狭心症の発作と間違える人もいる。状態が軽いと自然に治ってしまい、発症に気づかないこともある。

ただ、再発しやすいので、適切な治療を行うのが基本。まれに左右の肺に同時に気胸が起こるときがあり、この場合は生死にかかわる。

気胸は内因性気胸と外因性気胸に分けられる。交通事故や打撲などによるのが外因性気胸、外部の力が関係しないのが内因性気胸で自然気胸と呼ばれている。