2008年4月、血管内治療から、またひとつ保険適用となった。「頸動脈狭窄症」に対するステント(金属製の網状の筒)治療である。

頸動脈狭窄症とは動脈硬化によって血管が狭くなる病気。頸動脈はあごの下の左右に走行し、手で押すように触れると拍動が伝わってくる。そのあたりが脳へ行く内頸動脈と顔面などへ行く外頸動脈の分岐部で、狭窄症の起こりやすいところである。

そして、何より重要なのは、頸動脈狭窄症が日本人の死亡原因疾患第3位の脳卒中と大きく関係するからで、その75%を占める脳梗塞患者の15~20%を占めていると推測されている。患者数は約20万人。