北海道から沖縄までタテに細長いニッポン。気候も違えば人々の性格も違い、価値観はもちろん、相性さえも変わる。脈々と形成され、遺伝する出身県DNA。ここでは、47都道府県民それぞれの性格を大解剖。

恵まれた東北地方で生まれた、おおらかさとプライドの高さ

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宮城県民の脳内をチェック！

東北県人には、厳しい気候条件に耐え春を待つような粘り強い性格の人が多い。が、宮城県人は同じ東北でもひと味違っているのがおもしろい。ほかの地方と違い、気候にも比較的恵まれているので、米どころとしても発達。さらに世界三大漁場も持っていることから、東北きっての豊かな県となったのである。そんな環境から宮城県人には人当たりのいい、のんびり屋が多いとされている。大藩である伊達62万石に庇護されてきたことが影響し、プライドが高く東北随一の都会派を気取る向きもある。のんびりしていても意外と頑固なので機嫌を損ねると大変に。でも消極的で闘争心は弱いから、扱い方に苦労も。

●良評

・気配りもうまく、仕事もできる（奈良・女）
・主張を持っている人が多い（京都・男）

●悪評

・自分は田舎者ではない、という変なプライドが邪魔して取っつきにくい（新潟・女）
・本人は否定するが、東北出身がコンプレックスのようで、ネチネチしている（東京・男）

上司――頑固でも人のいい男上司。見かけクールな女上司

●男上司

頑固さが表に出ているので、一見付き合いにくそうでも、実は人のいいタイプが多い。思いやりにあふれ、部下に干渉することもないから、のびのびと仕事ができる。話し好きなので、ことあるごとに「部長！」「専務！」と声をかけコミュニケーションを図ると、さらによい関係が築け、株も上がるはず。

●女上司

クールなキャリアウーマンに見えても、実はおおらかで包容力がある人が多い。たとえ仕事でミスをしても、追い込まれることはない。ただし、包容力があるからといって勝手に進めるのはNG。連絡、報告は忘れずに。たまには相談を持ちかけるのもいいかもしれない。プライドをくすぐるとさらに○。