なぜ、雪国出身は粘り強く、温暖な国出身は温厚なのか？

苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ！

生死のリスクが生んだ、雪国と南国の地域格差

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雪国出身vs温暖地出身

雪国の粘り強さは「雪かき・雪下ろし」に由来する。スノーパウダーの北海道は自然と屋根から雪が落ちてくれるが、べたついた雪が多い東北・中部地方は、毎日雪かきをしないと生きていけない場所。病気のときも、男手がないときも必ずやらなければならない。これを繰り返していると非常に忍耐強い性格になっていく。しかし、積雪量が年々減っているといわれる昨今、将来的には粘り強い性格も変わってくるかもしれない。

温暖な気候の南国育ちは、自然災害と無縁のため、お気楽な性格になりやすい。気候が安定しているということは、安定した作物の収穫がのぞめるので、生死のリスクも少なくなる。なお、同じ海沿いでも台風災害の多い高知県や和歌山県はこの範疇ではない。