北海道から沖縄までタテに細長いニッポン。気候も違えば人々の性格も違い、価値観はもちろん、相性さえも変わる。脈々と形成され、遺伝する出身県DNA。ここでは、47都道府県民それぞれの性格を大解剖。

古くからの国際都市「横浜」を誇る、ブランド好きのオシャレ県民

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神奈川県民の脳内をチェック！

港町・横浜のイメージが強い、神奈川県。幕末期に日本の玄関として栄えただけに県民気質は誰に対してもオープンそのもの。新しいもの好きで、プライドが高い「浜っ子」気質は、欧米的で、男女の関係でも先進性に富んでいる。多摩川を隔ててギリギリ都民になれないため、東京に対する反発心は強い。とくに横浜は「神奈川県人」の意識は希薄でも、「東京嫌い」という人は多いようだ。ただし、沿岸部でも湘南地区は、意地を張ったりせず、大いに柔軟性がある。また鎌倉は古都らしく、落ち着いた性分。内陸部は農村も多く、のんびりした性格だ。比較的社交的で付き合いやすいが、スマートな人を好む傾向があるのが特徴。

●良評

・さっぱりと前向きで、ウジウジしていない（鹿児島・男）
・自分の意見を持つが、人の意見も素直に聞き入れる（茨城・女）

●悪評

・かっこ悪いことが嫌いで、見限るとあらゆる攻撃を仕掛ける（長崎・男）
・自己評価が異常に高く、実力を把握していない（大分・男）

上司――男女とも仕事のできる上司。おだてや、報告で関係を強化

●男上司

横浜旧市街地の上司は、仕事はデキるし知識も豊富な人が多い。新しい仕事にも意欲的。頑固でプライドが高く、気分屋だが、義理人情型で部下の面倒見もいい。ときどきおだてるのが効果的。他地域の上司はソツなく仕事をこなすが流されやすいので、会議では積極的に発言をしてアピールすること。

●女上司

横浜旧市街地の上司は、できるキャリアウーマンタイプだが、何事にも淡泊なところがある。気が強くドライで自己主張も強いが、キチンと筋を通しておけば問題ない。その他の地域の上司は、ソツなく仕事をこなすタイプ。包容力があり、細かいことはウジウジ言わないが、報告だけはキチンとすること。