会議には次の4種類があると考えられる。(1)セレモニーとしての会議、(2)情報共有型の会議、(3)情報収集・意見交換型の会議、(4)アイデアを出すためのブレーンストーミングである。
「セレモニーとしての会議」の特徴は、単純なメッセージを、決められた時間でメンバーに伝えるということだ。典型的なのは、営業所の所長が部下を集めて行う朝礼である。

<strong>バンダイ社長 上野和典</strong>●1953年、神奈川県生まれ。県立横須賀高校、武蔵工業大学卒業。77年バンダイ入社。執行役員、取締役、常務を経て2005年から現職。「ガンダム」事業を統括するチーフガンダムオフィサー(CGO)を兼務。著書に『給料を上げたければ、部下を偉くしろ』(ポプラ社)。
バンダイ社長 上野和典●1953年、神奈川県生まれ。県立横須賀高校、武蔵工業大学卒業。77年バンダイ入社。執行役員、取締役、常務を経て2005年から現職。「ガンダム」事業を統括するチーフガンダムオフィサー(CGO)を兼務。著書に『給料を上げたければ、部下を偉くしろ』(ポプラ社)。

目的は「今日も1日がんばろう!」というメッセージを伝えることであり、内容は主宰者1人の独演会でかまわない。参加者から意見を求める必要もない。あくまでもセレモニーなので、時間内に切り上げることを優先するのだ。

セレモニーのついでに、別の要素を盛り込もうとしてはならない。たとえば、朝礼の話題を長引かせているうちに、そのまま営業会議になだれ込んでしまうというケースである。予定の時間に終わらないと、参加している部下たちはその後のスケジュールを変更しなければならない。「立ったまま」の朝礼が多いのは、これを戒めるためだろう。