会議は神聖な場である。私はそう考えている。だから会議室に入るときには、中に人がいてもいなくても軽く一礼をする。これは、社内の重要会議の事務局を務める経営企画部長時代からの習慣になっている。
会議室の向こう側には、数多くのステークホルダーが存在する。お客様には、資生堂の商品を末永く愛していただかなければならない。株主や取引先には、利益をもたらさなければならない。そして社員には、生き生きと仕事をすることを通して幸福になってもらわなければならない。そのための重要なデシジョンが会議室の中で下されるのだ。そう思うと、自ずと身が引き締まってくるのである。
1日分の会議を午前中で終わらせる
資生堂社長 前田新造●1947年、大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、資生堂入社。海外営業本部アジアパシフィック地域本部長、経営企画部長などを経て、2005年6月より現職。平常心で会議に臨むため、5分前に着席することを習慣にしている。
会議の目的は、言うまでもなく意思決定である。会議の参加者には提案の内容を客観的に把握し、迅速かつ的確に判断を下すことが求められる。だが、世の中の多くの会議では、時間ばかりかかって、肝心の意思決定のための議論が十分に尽くされないケースが多い。
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