“自分にとっての合格率”を吟味する
先ほど、「勉強自体に意義が見いだせる資格」を選ぶのがコツだと言いましたが、たとえ「合格しなくてもいい」と割り切って受験するにせよ、やはり合格すればそれなりに達成感が味わえますし、学習意欲も湧いてくるでしょう。
そこで、検定試験を選ぶときに、自分の実力や費やせる時間・労力・お金を冷静に考慮した上で、“自分にとっての合格率”が低すぎない資格を探してみましょう。
私の経験でいえば、最大限の努力を払えば合格できる可能性が5割以上になる資格の場合、やる気が倍増します。逆に、最大限の努力を払っても合格できる可能性がほとんどない資格の場合は、受験勉強をしても「受けたところでどうせ落ちるだろう」と思ってやる気を維持させることが難しいのです。
そうなると受験申し込み期限が近づいてきても、申し込みするのをずるずると遅らせてしまい、「思ったように勉強が進まなかったので、今回は受験はやめておこうか」と弱気になり、受験を諦めるという流れになりかねません。
合格まで行き着けるか冷静に判断する
合格までに必要とされる勉強時間は個人差が大きいので一概にはいえませんが、合格率や合格までに必要とされる勉強時間はネットで探せば、おおよその目安が載っている場合があります。
“見切り発車”をして勉強を始める前に、自分が割ける時間・労力・お金・実力を総合的に判断して合格まで行き着けるか否かを冷静に判断しましょう。
その上で、“自分にとっての合格率”が低すぎない資格を探しましょう。ちまたにたくさんある資格本の中には難関試験を突破した人が書いた本もありますが、それはあくまでひとつの成功事例にすぎません。
そもそも事情も違えば、前提知識も違いますから、その人の真似をしようとしても真似できない可能性のほうが高いでしょう。冷静に判断して、自分にとって5割程度以上の合格率が見込める資格を見つけましょう。
私が「自分にとって5割程度の合格率」の資格をお勧めしたいのは、合格したときの喜びがひとしおだからです。「勉強し始めたときはとても合格できそうになかったのに、よくぞここまで来られたものだ」と自分でも自分が誇りに思えますし、次なるチャレンジに取り組む意欲にもなるからです。
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