相手の理解レベルに合わせて言葉を選ぶ

ジャーナリストの池上彰さんは、わかりやすい説明とは、「難しい言葉をわかりやすく噛み砕くこと」であると言っています(『相手に「伝わる」話し方』池上彰、講談社〈現代新書〉より)。

阿部恵『一目置かれるリーダーの戦略的話し方』(三笠書房)
阿部恵『一目置かれるリーダーの戦略的話し方』(三笠書房)

池上さんの説明が多くの人に支持されるのは、専門用語に頼らず、相手の理解レベルに合わせて言葉を選んでいるから。本質を深く理解しているからこそなせる業です。

これは、一目置かれるリーダーも同じです。

専門知識をそのまま披露するのではなく、「この人には、どんな言葉なら届くのか」「どんなたとえなら、イメージできるのか」を考え抜いた上で話します。

専門用語は、一般用語へ。必要ならば、補足や身近なエピソードを添えるとなおよいでしょう。

これは、説明を簡単にするということではありません。相手を理解し、相手の立場に立って話すという、リーダーに求められる基本姿勢なのです。

「業界専門用語」と「同形同音異義語」
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