レトリック 共感覚法 五感に関する表現を使う

共感覚法とは、人間の感覚機能である五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に関する表現を使ったテクニックです。

たとえば「このビールは最高です」と表現されるよりも、「きめ細やかな泡と黄金色が特徴的な、とても芳醇なビールです。ほろ苦いけれど口当たりがよく、喉越しが最高です」と表現されたほうが、五感のそれぞれにイメージが働き、魅力的に感じませんか?

ビールを飲む女性
写真=iStock.com/yamasan
※写真はイメージです

質問をアレンジする際にも五感を意識すると、表現がふくらみます。特に「視覚」や「聴覚」は使い勝手がよく、アレンジに重宝します。

BEFORE 「3年後のあなたのキャリアの目標はなんですか?」
AFTER 「3年後、あなたはどんな景色を見ていたいですか?」(視覚)

BEFORE 「あなたがもしユーザーだったら、この商品のどこを改善したいですか?」
AFTER 「この商品を見たユーザーから、どんなセリフが聞こえてきそうですか?」(聴覚)

頭で思考するだけでなく、感覚的に質問に向き合えるため、発想がふくらみます。

レトリック 声喩法 オノマトペを足す 

声喩法とは、擬音語や擬態語などの特徴的な音の表現を用いたテクニックです。「オノマトペ」とも呼びます。たとえば、「不安でドキドキする」「しくしく泣いている」「びしっと伝える」「うんざりした」といったようなものです。

質問が堅苦しく、相手の論理的な回答を誘発しそうな場合などに、オノマトペという調味料で味つけをする感覚で、「ちょい足し」をするとよいでしょう。

「来期の事業戦略は?」→「来期のガンガン攻めていくための事業戦略は?」
「この技術のポテンシャルは?」→「この技術のきらりと光るポテンシャルは?」

ほんの少しオノマトペを加えるだけでも、質問の情緒的な印象を増すことができます。