こうして第一線を退き、第二の人生を歩み始めた500系。だが、その存在感は色あせなかった。

15年、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の初号機を模したラッピング車両「500 TYPE EVA」(通称・エヴァ新幹線)の運行を開始。18年5月のエヴァ新幹線運行終了後は、人気キャラクター「ハローキティ」をあしらった「ハローキティ新幹線」として、新大阪―博多間を疾走。走る姿は、見る人をもワクワクさせた。

そうしたなか、24年7月、JR西日本は27年をめどに500系の営業運転を終了すると発表。そして今回、ついに具体的な引退スケジュールが示されたのだ。JR西日本では、500系のさまざまな「引退企画」の準備を進めているという。

「ぜひお早めにその最後の雄姿を見届けていただきたいです」(JR西日本)

速さを追い求め、時代に翻弄され、それでも愛され続けた500系。その最後の走りを見届けられる時間は、もう長くない。

(AERA編集部・野村昌二)

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