「お前のハンコがないと銀行の融資が受けられない」
ある日、「お前のハンコが必要だ」と父親に言われたからだ。そのときのことを、肥土社長は次のように語る。
「お前のハンコがないと銀行の融資が受けられない。そうなったら、従業員も路頭に迷うことになる。父親に、そう言われました」
銀行の融資を受けるためには息子を保証人にしなければならなくなり、そのためのハンコだったわけだ。それを聞いて、肥土社長の頭に浮かんだのは「言っていたことと違うな」ということだった。
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