「ネット第3世代の旗手」として、時の人に

ミクシィが東証マザーズに株式上場したのは2006年9月、笠原氏が30歳のときだった。

2004年にサービス開始したSNS「mixi」は、当時のインターネット空間を塗り替える勢いで広がった。友人や知人とネット上でつながり、日記を書き、コミュニティーで交流する。現実の人間関係が反映されるコミュニケーション空間は、匿名掲示板とは異なる熱気を生み出していた。大学生を中心に友人、サークル仲間、元恋人まで、みんなmixiでつながっていた時代だ。

2005年に利用者100万人を突破。ユーザー招待制のしくみも話題を呼び、上場前には500万人を超えていた。