複雑に絡み合う警察内の人間関係

特命係という設定は、バディものであることを強調するためだけでなく、警察ドラマとしての「相棒」を成立させるための要でもある。

「相棒」には、警察組織におけるさまざまな職務と肩書きを持つ人物が登場する。警視総監や警視庁副総監のような警視庁の上層部はもちろん、長官をはじめ警察庁のお偉方も登場する。

だが特命係の2人は警察組織の事情に影響されることなく独断で捜査を進め、そうした上層部の人間から組織に逆らう者としてしばしば厄介者扱いされ、時には敵視さえされる。右京らが上層部の会議に呼び出され尋問・処分される場面もおなじみだ。