常識の逆をいく「価格戦略」

神田は「すごい哲学があって、日高屋に変えたわけではない」と謙遜するが、土壇場に追い込まれると不思議に力を発揮するタイプである。

ハイデイ日高は、神田が低価格ラーメンの「日高屋」を開発、投入したことで一時的に赤字にはなったが、客数が回復し息を吹き返した。中華そば「日高屋」のネーミングが大衆に受け入れられたのは確かである。

神田はこの機を逃さずに「日高屋」のブランドを広めるために、コーポレート・アイデンティティ(CI)を導入した。